
今週末はイタリアの復活祭。
この季節になると、私はいつもイタリアで過ごしたあの時間を思い出します。
復活祭は、イタリアでは家族が一堂に集まるとても大切な行事。
日本のお盆のように、遠くに住む家族も実家へ帰り、家の中が一気ににぎやかになります。
2013年、プーリア州の友人宅で過ごした復活祭の思い出は、とっても大切な経験。

女性たちは朝から集まって、
復活祭の伝統的なパンをこねて、焼いて、笑って。
オーブンから立ちのぼる甘い香りが、家じゅうに春を連れてくるようでした。

テーブルには、色とりどりの花やクロスが飾られ、
家族みんなで子羊のローストを囲みながらゆっくり過ごします。
その光景は、まるで“家族という小さな春”がそこに咲いているようでした。

そして翌日は、
外へ出てピクニックをしたり、自然の中で春の訪れを祝うのがイタリア流。
冬の名残をそっと脱ぎ捨てるような、軽やかな一日です。


毎年この時期になると、
あの温度、あの香り、あの笑顔がふっとよみがえります。
イタリアの春は、私にとって“心のふるさと”のような存在です。


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