MENU

友人たちと合流しレストランへ

風と時間に抱かれて:サン・マルティーノ・デッラ・バッタリアの塔

レストランに向かう丘の途中に立派な塔が見えてきました。それが「サン・マルティーノ・デッラ・バッタリアの塔です。さてさて?これは、いったい何?? その塔について説明します。

イタリア北部、ガルダ湖を包むやわらかな風の中に、時を超えて佇むひとつの塔があります。
サン・マルティーノ・デッラ・バッタリアの塔」。その名を知っている人は少ないかもしれません。でも、人生の節目を静かに振り返りたいとき、こんな場所があることを知るだけで、心が少し豊かになる気がしませんか?

ヴェローナから車で約30分。緩やかな丘陵を越えた先に、その塔は姿を現します。1893年に完成したネオ・ロマネスク様式の記念碑。高さ64メートル。1859年の「サン・マルティーノの戦い」、イタリア統一をめぐる歴史の一幕を讃えるために建てられました。

たくさんの場所を旅してきた今だからこそ、こういう空間の「静かな力」に心惹かれます。若いころは見逃していた、石の質感、風の匂い、人々の祈り。塔は語らないけれど、確かに何かを伝えてくれているのです。

私は、そこに「見えない旋律」を感じました。私はフルート奏者でもあるからね(笑) 悲しみと希望が交錯する響き。そんなイメージがふと頭に浮かび、日記の端に小さなメロディを書き留めました。(ちょっと大げさかな?)

イタリアの旅は、観光地を巡るだけではありません。自分の内面にそっと触れるような、心の対話を促してくれる場所があります。サン・マルティーノ・デッラ・バッタリアの塔は、そんな静かな贈り物でした。

サン・マルティーノ・デッラ・バッタリアの塔 ⇦よかったら、こちらもご覧ください

レストラン「Cascina Capuzza 」— ガルダ湖の魔法の隠れ家
歴史、自然、美食の三拍子がそろった究極のアグリツーリズモのレストランに私たちは行きました。

場所:ガルダ湖から南へ約4km、ぶどう畑に抱かれた丘の上
建物:15世紀の農家を改装した、時を超えて愛され続ける空間
ワインと料理:1917年から続くFormentini家の情熱が詰まったワイン、自家製パスタ、薪火焼きの肉、湖の魚料理…どれも地元食材との完璧なハーモニーが楽しめます。とっても雰囲気がありましたよ。


複合施設:「Borgo San Donino」での宿泊、歴史ある教会での癒しのひととき、レストランとワイナリーが一体となった心地よい世界を体験できます。

2021年以降はMattinzoli家とのパートナーシップで、伝統にモダンな息吹が加わり「美食のオペラがテーブルに舞い降りる」ようなディナーでした。

みなさんもガルダ湖の風を感じながら、五感を揺さぶる“食と自然の交響曲”に身を委ねてみませんか?

レストラン「Cascina Capuzza 」 ⇦お店のホームページ

というわけで、楽し美味しいお食事タイムも終わり。。。

このオリーブオイルはTurriのものなのですが、ガルダ湖で最も品質の良いオイルを生産しています。このTurriのみなさんとは10年以上のお付き合いでしょう。今回の旅行ではとてもお世話になりました。よかったらTurriの公式ウェブサイトもご覧ください。www.turri.com ⇦Turriのウェブサイトです。 よかったら動画もご覧ください。風光明媚という言葉がぴったりのところでこのオイルが作られています。

そしてこの翌日は、このTurriを訪ねたり、犬のヨシコに会ったりします。 つづく。。。 ずっ~と続きます。お付き合いくださいね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

イタリアが大好きで個人旅行を楽しんでいます。もう30回もイタリアに来ちゃった。そしてテレビで見たレストランやお店に行ってみたり、お料理を習ったり、小さな村を訪れたりと自分好みの街歩きをしています。2005年にプチ留学でホームステイをしたご家族とは親戚のようなお付き合いが続いていたり、イタリア語のレッスンをしてくれた先生やそのご家族とも長いお付き合いになりました。ほぼ毎年イタリア旅行をしています。そして、このブログで現地の情報をお伝えして、ああ、私も行ってみたいな~と思っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

コメント

コメントする

目次
閉じる